IPOとは、Initial Public Offeringの略語で、新規公開株のことです。

 

つまり、これまで未上場だった企業が、株式を証券取引所に新たに上場させることで、
一般の投資家が誰でも売買できるようにすることです。

 

この新規公開株(IPO)への投資というのは、株式が上場する前に、証券会社が行う
新規公開株式の抽選に申し込むことで、当選すれば、上場前に株式を購入できます。

 

そして、上場日になったら、ある銘柄が取引所に上場したときに初めてつく値段、
つまり初値で売却することによって利益を手にすることです。

 

このIPO投資を簡単なフローで表すと、以下のようになります。

 

1.証券会社を通じてIPOの抽選に申し込む
2.抽選日に当選結果を確認
3.当選したら、指定期日までに購入申し込みをする
4.上場日の朝、株式市場が公開する9:00前に「成行」で売り注文を出し、
  初値で売却して差額(=初値-購入価格)の利益を手にする

 

たったこれだけの作業です。

 

だからこそ、忙しいサラリーマンの方にはぴったりの投資法と言えます。

 

ただし、IPOの抽選に申し込めば、すぐに当選するわけではありません。

 

なぜなら、IPO投資のメリットに気づいた投資家の注目が集まっている今、
抽選に参加する人の数がどんどん増えています。

 

当然ながら、人気が高まるほど当選確率は少しずつ下がっていきますので、
できるだけたくさんの証券会社から申し込みを行う必要があります。

 

それによって当選確率を高めるのです。

 

証券会社の選び方にもコツがありますので、どこの証券会社に口座開設を
するべきかについては、以下ページをご覧下さい。

 

IPO 証券会社 口座開設

 

資金は多ければ多いに越したことはありませんが、IPO投資をするなら
最低でも50万円ほどの資金は必要です。